空知総合局産業振興部が所管する道営農業農村整備事業の2023年度以降の残事業費は85地区で817億2519万7000円となっている。経営体育成型が63地区で578億8055万円を占めた。
空知総合局産業振興部は、区画整理を進めている経営体豊葦第1地区(美唄市)で、2023年度以降の残事業費として22億430万円を見込む。残事業量は区画整理87.5haとなっている。
留萌開建は、2021年度から羽幌町で進めている農業用ダム改修を含む羽幌二股地域の整備方向検討調査について、23年度の整備構想策定を目指している。22年度は、羽幌二股ダムや頭首工の劣化、河川流況の変化など、21年度の調査で判明した課題の対応に向け、施設計画の立案に取り組んでいる。
空知総合局産業振興部は、暗渠排水と併せて区画整理を進めている経営体西納内地区(深川市)で2023年度以降の残事業費に20億190万円を見込む。残事業量は、農業用用水路の整備で5759m、農業用排水路2865m、区画整理では140.2haとなっている。
十勝総合局産業振興部は、畑地帯担い手育成型川西中央2―1地区の2023年度着工を計画している。総事業費は40億円を見込む。ほ場の畑地かんがいや区画整理に取り組み、排水不良を解消する。22年度は調査設計を進め、23年度に区画整理の客土から着工。30年度の事業完了を目指す。