2022年07月29日 18時00分
ビ・アール(本社・江別)は、住宅の基礎工事などを手掛ける専門工事会社。基本を大切にした仕事ぶりからハウスメーカーや工務店の信頼は厚く、最近は農業施設の仕事も受ける。職人向けに健康で快適な現場環境を作ろうと、生コン打設で不可欠な鉄筋の印付け作業を省力化できる「工事現場用レベルマーキング装置」の開発も急ぐ。
2022年07月22日 11時30分
ティーズ・クリップ(本社・札幌)は、ビルや倉庫の外壁に大きな絵を描いたり、スーパー店舗内の装飾などを手掛ける商業芸術会社。最近はリアルを追求したマグロ彫刻がスーパーや飲食店の関係者の目に留まり、ホームページを通して着実に販売数を伸ばしている。アナログとデジタルの両方に強みがあり、今後はSNSなどを媒体にした企業のイメージキャラクター作りや4コマ漫画などを手掛けたい意向だ。
2022年07月11日 18時30分
アップサイクルホッカイドウ(本社・札幌)は、建築の廃材や端材でインテリアやアウトドアグッズを製作し、廃棄物に新たな価値を与える「アップサイクル」を広めている。ごみと扱われていたものを素材に変える発想の転換で建築業界の意識が変わりつつある。吉田友花社長は、かんながけで生じる木くずで壁飾りを仕立て、大工の職人技にも光を当てる。
2022年05月24日 12時00分
足寄町中心部に「はたらくものづくり村」を構える木村建設(本社・足寄)は、地元の木材を使った家屋に起業を夢見る人材を受け入れ、移住者による地元商工業の発展に取り組む。木村祥悟社長は「地域材を使った家づくりや自社ブランドのPR、担い手確保が発想の原点」と話す。日本の伝統工法と現代技術を融合させた「木組みの家」の道内普及にも力を注ぐ。
2022年04月30日 10時00分
名寄土管製作所(本社・名寄)は、暗渠用排水管に使う土管や水田の水位を保つ水甲管を製造している。素材の変化で土管の需要が減る中、近年は培った窯業技術を生かし、プロ野球グラウンド用の土を手掛ける。水はけの良い土は選手にも好評で、将来的な事業拡大を視野に入れている。