2021年10月28日 09時00分
北海道新幹線札幌駅の東改札口整備が具体化してきた。札幌市はJR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構に設置を請願する方針を固めた。実現すれば、在来線の駅がある西側と比較して閑散とする創成川東側への新たな人の流れが見込め、周辺で再開発計画を進める事業者などから期待の声が上がる。東改札口が目の前となる北5条東1丁目街区周辺は民間未利用地が依然として残り、新幹線駅と接続性を生み出す施設開発が求められる。
2021年10月05日 07時30分
札幌市は、北5条東1丁目に設置を検討する北海道新幹線札幌駅東改札口について、想定事業費を22億8000万円としている。今後、請願改札としてJR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構に要望。2022年度に基本設計、23―24年度に実施設計を進め、25年度の着工を想定する。一方、市が事業主体となる交通広場の整備費には2億8000万円を見込み、22年度の概略設計着手を目指す。
2021年10月01日 15時00分
札幌市は、検討を進めていた北海道新幹線札幌駅東改札口の設置について、JR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構に設置を要望する方針を固めた。市は創成東エリアへのまちづくり効果を最大限に高めるため、東改札口と隣接する交通広場の整備や歩行者空間の拡充などを構想。29日の市議会第3回定例会代表質問で、秋元克広市長は「早期事業化に向け、関係者間で具体的な施設計画や管理区分などの協議を進めたい」と述べた。
2021年09月17日 10時00分
JR北海道は、北海道新幹線札幌延伸に伴う高架橋整備に来夏から着工する方針だ。札幌駅在来線南側の西5丁目―東1丁目エリア間の延長約800mを工事区間とする。新幹線駅舎を設ける西1丁目エリアを皮切りに施工する計画だ。年度末までに施工業者を選定する見通し。
2021年07月21日 12時00分
鉄道建設・運輸施設整備支援機構北海道新幹線建設局は、北海道新幹線札幌延伸に伴う札幌市内都心部の明かり部分に今秋にも着工する見通しだ。北8条西12丁目から北6条西5丁目までの区間が対象。札幌桑園停車場緑道線・北6条線と並行して新幹線構造物を配置する。2027年秋ごろの完成を目指している。