2019年10月03日 15時00分
北海道新幹線札幌延伸に伴うトンネル工事などで土壌汚染対策に関心が集まる中、北海道環境保全技術協会は9月27日、土壌汚染対策法(土対法)の講演会を札幌市内で実施した。応用地質(本社・東京)の門間聖子技師長らを招き、改正土対法について理解を深めた。2018、19年の第2次改正はリスク管理の合理化がポイントで、より実務に即した法改正となったことを学んだ。
2019年09月21日 12時00分
札幌市は18日、北海道新幹線整備に伴いJR在来線の札幌駅に新設する11番ホーム設置後のイメージを明らかにした。北側外壁が北口駅前広場側に約5mせり出し、ホームを支える柱や基礎が広場や地下通路、駐車場を貫く構造となる。対応するため、市は2020年2月を業務期間末に支障移転の設計をまとめ、JR北海道がホーム新設に着工する来秋までに移転工事を終える方向だ。
2019年09月19日 18時00分
札幌市手稲区金山地区の住民有志が18日、札幌市議会に対し、北海道新幹線トンネル工事の「要対策土」受け入れ候補地から同地区を除外するよう求める陳情内容を説明した。付託を受けた同日の市議会総合交通政策調査特別委員会は、市に候補地選定を巡る動きを確認した上で継続審査と判断した。
2019年09月02日 07時00分
札幌市とJR北海道が計画する北海道新幹線札幌駅前の再開発ビルについて、駅舎と北5西1、西2の両街区を面的に連続させた一体的なビルとして構想していることが8月30日までに分かった。再整備するバスターミナルは西1に都市間路線、西2に市内路線を分散配置する。両者は年内に再開発準備組合を設立。2022年度の都市計画決定を経て、29年秋の完成を目指す。