北海道ゴム工業所(本社・由仁)は、既存品に比べて防水性能を10倍に高めた発泡ゴムを開発し、マット製品として販売を始めた。ゴム内部の水分が少ないため厳冬下でも凍結しにくい性質を持つ。これまでの発泡ゴムマットに比べて硬めで耐久性も高いことから、野外施設向けの滑り止めや衝撃吸収材、立ち仕事などの疲労軽減用マットとしての使い方を提案している。
建材販売の司コーポレーションは、断熱材でできた基礎型枠「タイト・モールド」を提案している。一般的な鋼製基礎型枠と違い軽量な特殊スチロール素材のため、コンクリート打設後の型枠の取り外しが不要。工期を短縮し、基礎断熱施工が誰にでも高い精度で簡単にできるのが特長だ。
光電鍍工業所(本社・東京)は、空気や水などの殺菌に利用される深紫外半導体発光素子(深紫外LED)を活用したオゾン濃度測定装置を開発した。主流となっている水銀ランプを用いた同種装置との置き換えによる普及を狙い、浄水場や下水処理場などオゾン発生器を利用した水処理施設に向けて提案を進める。