岩見沢市と三笠市の全域、美唄市の一部の水を供給する桂沢水道企業団は10日、新しく完成した桂沢浄水場の稼働を前に、報道関係者向けに内覧会を開いた。総事業費に90億6357万6000円を投入。浄水処理施設能力は1日当たり3万5356m³に上り、道内最大級の膜ろ過浄水場となる。2月16日から3月2日までの総合試運転を経て、16日に稼働する。
札幌駅交流拠点北5西1・西2地区市街地再開発準備組合(理事長・吉岡亨札幌市副市長)は、JR札幌駅前で計画している北5西1・西2街区の再開発ビルについて、シンボル性の高さなどから西1街区に高層棟1棟を配置する整備案に絞りこんだ。2020年に示した環境アセスメントの計画段階環境配慮書では最大高さ約255mのA案と、約200m、約150mの2棟構成となるB案の2案で検討していた。今後はA案をベースに具体化させる。環境アセスメントの次の手続きとなる方法書縦覧は5月の開始を予定する。
賃貸住宅や商業施設向けのWi―Fi設備の開発、運用などを手掛けるファイバーゲートが2月、不動産事業の100%子会社「FGスマートアセット」を設立した。土地・建物の売買、運用などを幅広く展開するという。設立の狙いやグループでの相乗効果について、猪又将哲社長(56)に尋ねた。