北海道電力と農業生産法人の輝楽里(本社・江別)、関連会社の江別ヤマト種苗(同)は、寒冷地対応型植物工場モデルの実証試験を開始した。最適設計手法の確立・採算性の検証、デジタル技術を活用した栽培管理のスマート化といった実証を進め、小規模からでも採算性を確保できる植物工場モデル構築と新たなビジネスモデル創出を目標にする。
北海道生コンクリート工業組合は、2021年度の道内生コン需要量を306万8000m³と想定する。昨年11月に再集計した20年度の出荷見通しに比べ6%少ない。全道29地域のうち、20地域が前年度より需要が落ちると予想した。これまで北広島のボールパーク建設などで好調だった千歳は29%減、北海道胆振東部地震の復旧工事で高水準だった日高は27%減を予想。最大消費地の札幌は2%増を想定するが、事業者からは厳しい声が多く聞こえる。
昨年来のコロナ禍によりロシア・サハリン州でも外出自粛や時短営業などが続いてきたが、年明け以降、その状況に変化が見られる。州内では国産ワクチン「スプートニクV」の接種が進み、3月22日現在3万4792人が初回、2万6341人が2回目の接種を終えた。1日の新規感染者は以前の百数十人から10人前後まで減り、治療中の患者も激減している。
この記事は北海道建設新聞2021年3月22日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。