十勝総合局産業振興部は、水利施設等保全高度化畑地帯総合整備型南中音更地区の2023年度採択を目指している。区画整理529haなどを計画。総事業費は18億円で、事業期間は30年度までを見込む。
福島町は吉岡温泉ゆとらぎ館移転新築の基本計画をまとめた。現施設よりも小さいW造、延べ約800m²の規模とし、長期的な利用へ無駄のない施設を追求。木質バイオマスボイラを導入するなど環境負荷低減に配慮する。総工費は8億6000万円を試算。2023年5月ごろに着工し、24年4月のオープンを目指す。
旭川建管は、2023年度から富良野川2号堰堤火山砂防事業の本堤整備を本格化させる。砂防の2号堰堤を火山対策用に改良する。24年度からかさ上げを始める。23年度以降の残事業費は45億5400万円で、本堤や副堤、垂直壁など約10万m³のコンクリートを打設する。
札幌市は無電柱化の推進計画を改定した。東4丁目通や五輪通、屯田・茨戸通など5路線6カ所を加えた。全体で14路線17カ所とし、2025年度末までの着手を構想している。整備に当たっては電線共同溝方式のほか、単独地中化方式などさまざまな手法を検討し、効率的な整備を目指す。
遠軽町は子ども広場整備を主体、電気、機械の3分割で8月末か9月に指名競争入札する見通しだ。岩見通南2丁目の既存施設を改修し、屋内遊戯施設として活用する。工事は約3億6000万円を充て、2023年度までの2カ年で進める。いずれも共同体と単体による混合入札を予定。特定共同体の資格申請を7月4日まで受け付ける。