日高建設協会と日高振興局は、2月に入り管内で感染が確認されている高病原性鳥インフルエンザへの警戒を強めている。両者は2017年に家畜伝染病発生時の対応に関する協定を締結。建協会員は、家きんを殺処分した死骸を埋める埋却穴の掘削・埋め立てなどに協力する。
大手ゼネコン4社の2022年3月期第3四半期決算が出そろった。清水建設を除く3社が増収を確保したものの、建設コストの上昇が止まらず採算性が低下し、全社が営業減益となった。本業のもうけを示す営業利益は鹿島が前年同期比11.7%減にとどめたが、清水建設は65.1%、大林組は46.9%それぞれ下落し、苦戦が続く。鹿島は投資有価証券売却益の増加で特別損益が改善し、最終的なもうけを表す純利益が上回った。連結売上高や営業利益、経常利益、純利益全てで鹿島が首位を走る。通期連結業績予想に対する売上高の進捗率は鹿島の71.3%を最高に、大林組70.2%、清水建設64.7%、大成建設61.3%の順だった。