丸彦渡辺建設(本社・札幌)は10日、31日付で清水建設(同・東京)の連結子会社になると発表した。清水建設が同日付で丸彦渡辺建設の株式を50%超取得し、丸彦渡辺建設は王子ホールディングス(HD)の関連会社から清水建設グループの傘下に移る。現経営体制は維持し、道内を拠点として営業基盤や人材などの経営資源を融合し、建築分野での営業案件の共有を目指す。
この記事は北海道建設新聞2023年5月11日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
物価高騰により、十勝管内業者の苦境が浮き彫りとなっている。帯広商工会議所の緊急調査で、市内249社のうち7割弱が月10万円以上のコストアップに直面。苦しい経営状況を明かした。市内の電気工事業者は「材料費が変動し、採算が合わないケースも増えている」と漏らす。加えて、慢性的な人手不足が経営を圧迫。即効性の高い事業者給付金を望む企業も多く、事態は一刻を争う。
後志管内土木3官庁の2022年度業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度より9者少ない129者が6.3%減の301億9667万円を獲得。首位は協成建設工業で、12件、19億3506万円を積み上げた。