恵庭市は2019年度、国道36号沿線で計画する花の拠点整備に9億2474万円を充てる。農畜産物直売所「かのな」移転改築は、早ければ3月に設計施工一括で公募型プロポーザルを公告する考えだ。公園整備と道と川の駅「花ロードえにわ」改修、市道松園線改良舗装は夏の着工を目指して発注手続きを進める。
鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局が8日に落札者を決定した、北海道新幹線札樽トンネル札幌工区の落札率は69.6%だった。予定価格は713億8661万円(税抜き、以下同)で、大林組・東亜建設工業・大本組・みらい建設工業・丸彦渡辺建設共同体が497億円で落札している。
旭川労基署は、2018年の建設業労災発生状況(速報値)をまとめた。休業4日以上の災害は前年確定値に比べ34人多い97人で、うち死亡は3人少ない2人を記録。過去10年で最多だった14年の88人を上回った。3月末まで被害状況を受け付け、年度明けに確定値となるため、05年以来13年ぶりとなる年間100人超えの恐れもある。
JR北海道の島田修社長は、17日の定例会見で中期経営計画をはじめ、維持困難とする8線区のアクションプラン、2030年度末の北海道新幹線札幌開業後を見越した長期経営ビジョンを3月末までに策定すると説明した。経営改善に当たっては非鉄道比率の拡大に向け、JR札幌駅前を含めた再開発事業に参入し、新たなビジネスの展開を模索する構えだ。