旭川開建は、2023年度北海道開発予算概算要望で新規調査着手地区として国営かんがい排水美瑛川下流地区(旭川市)を要求した。施設の老朽化や営農形態の変化に伴う水需要の変化を見据え、効率的な用水計画や施設の更新を計画する。採択されれば23年度から調査を始め、詳細な整備方法などを立案する。

　旭川工高の定時制に通う生徒たちが、新たにドローン部を設立した。道内の工業高校では初となる課外活動で、検定合格に向け屋内体育館で小型機を飛ばして操縦を学んでいる。顧問の湯川崇教諭は「建設業への就職にも生かしたい」と話していて、正式なカリキュラム化を目指している。

　この記事は北海道建設新聞2022年8月30日付2面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。

　札幌市建設局雪対策室は、2023―27年度を計画期間とする市冬みちプラン実行プログラム後期編の策定作業に着手する。22年度は現行プログラムの課題整理や除雪従事者向けアンケート、他都市の事例など基礎調査を実施。23年度から策定作業を本格化させ、23年度シーズンの運用開始を目指す。

　留萌開建は、2023年度概算要求に12億円が盛り込まれた国営総合農地防災産士地区(天塩町)について、農地保全220haや排水路改修の付帯工を展開する考えだ。