奏でることで森を維持する―。札幌のウクレレ工房「クワイアン」が道産木材を使ったウクレレを製作・販売している。きょう1日には、指板とブリッジに初めて道産桜材を使ったスルーネックコンサート「蝦夷桜」を発売した。同社の宮城英輔社長が「圧倒的な音量、音色で気持ちよく弾ける」と評価する出色の出来だ。
札幌市は市有建築物の新築や建て替え、大規模改修に併せたZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化を進めるため、建て替え予定の光陽小と発寒中の図面を利用した設計検討・省エネ計算に乗り出す。ZEB化に必要な費用を含めて調査し、今後建て替える学校施設や他の市有施設にも活用できるモデルを構築する考えだ。
訓子府町は、6月豪雨で越水などの被害を受けた新井山川の長寿命化防災・減災対策に3カ年で取り組む。延長約130m区間で線形を直線化する工事を11月上旬に指名競争入札する。2023年度は上流部で橋梁設置を進め、24年度に管理用通路を整備する計画だ。事業完了は24年10月下旬を予定している。
苫小牧市は市営住宅日新団地建て替えで、2023年度以降に5棟150戸の整備を見込んでいる。全36棟1204戸のうち、27棟930戸を13棟552戸に再編する計画。27年度まで年1棟ずつ発注し、28年度に事業完了となる見通しだ。