札幌市は、地下鉄南北線さっぽろ駅のホーム増設や隣接する北4西3地区再開発ビルとの接続に伴い、商業施設のアピアと札幌駅前通地下歩行空間(チカホ)をつなぐ地下1階コンコースの空間改良を検討する。札幌の玄関口にふさわしいデザインや機能を備えた空間を目指し、同駅の課題となっている混雑緩和にもつなげる考え。整備の方向性を固めた後、2024年度以降の設計に活用する。
北広島市は25日、青葉浄水場跡地売却を公募型プロポーザルで公告した。JR北広島駅から徒歩圏内に位置し、面積は1万2655m²。子育て世代など定住人口増加に向け、良好な都市空間形成や子育てに適した環境づくりに関する提案を募る。10月19日まで参加申込書を受け付け、審査を経て12月に優先交渉権者を選定。2023年2月下旬までに契約する。
浦河町は旧浦河駅周辺整備基本構想を策定する。駅周辺を対象に既存施設を活用した再整備や地域振興に向けた新施設の入り込み、アクセス道路の計画などまちの活性化に向けた整備案をまとめる。策定業務を公募型プロポーザルで募集していて、参加表明を9月2日まで受け付ける。
旭川市水道局は、2023年度下水道事業の国費概算要望に19億300万円を積み上げている。前年度比で34.1%の減少で、下水処理センター汚泥焼却施設の整備完了の影響が大きい。工事の新規では同センター6系最終沈殿池設備更新、石狩川左9―1号幹線雨水排水路新設、末広東・西B地区汚水管更新などを盛り込んだ。委託では亀吉ポンプ場現地改築の詳細設計、下水処理センター耐震設計の着手を要望している。