この記事は北海道建設新聞2020年3月14日付2面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
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完成からまもなく50年を迎える北海道百年記念塔[MAP↗]に、解体の足音が近づいている。道は2020年度当初予算案に、解体の実施設計費として1284万円を計上。夏ごろまでには発注し、早ければ21年度に着工するスケジュールを描く。一方、建築家有志で構成する「北海道百年記念塔の未来を考える会」は塔の建築物としての価値を重視し、取り壊しに固執する道への反発を強めている。先住民に配慮した塔名への変更や内部視察を要請し、解体方針の見直しを求める考えだ。
総務省は、ICT(情報通信技術)を活用した地域課題の解決を模索する「ICT地域活性化大賞2020」の受賞者を決めた。大賞の総務大臣賞は、情報整備局(本社・福島県須賀川市)による「消防団員が考案した消防団のためのICTソリューションアプリ」。道内からは豊富町振興公社やNTTドコモなど5者による「ドローンで牛追い〝スカイカウボーイ〟」が優秀賞に選ばれた。神恵内村などによる陸上養殖の取り組みは奨励賞に入った。
当別町と洋菓子メーカーのロイズコンフェクト(本社・札幌)が、JR札沼線が通る当別町の当別太地区[MAP↗🔒]に新駅設置を求める要望書を1月17日に連名でJR北海道に提出したことが分かった。新駅近くに立地するロイズふと美工場は拡張工事をしており、工場見学などができるアミューズメント施設を設置するもよう。新駅設置で新たな人の流れを生み出し、地域活性化につなげる考えだ。