札幌電気工事業協同組合が、電気工事の担い手拡大に向け、女性の活躍を推進する環境づくりに乗り出した。市内で開いたワークショップで女性従事者が働きやすく、働き続けられる職場環境に関し討議。出産や子育ての理解と支援、一人一人の個性、能力に合わせた活躍場面づくりが重要との認識が示された。
道は22日、札幌エルプラザで2018年度北海道なでしこ応援企業表彰を行った。伊藤組土建(本社・札幌)やズコーシャ(同・帯広)、堀口組(同・留萌)、東海日動パートナーズ北海道(同・札幌)の4社に対し、女性社員への仕事と家庭の両立や職業生活における活躍支援、資格取得支援などの功績をたたえた。
なりふり構って仕事をしよう―。レンタルユニフォームを扱うケイズネットワーク(本社・札幌)は20日、建設業と農業の現場で働く女性向け作業服の展示会を同社で開いた。機能性やデザイン性に優れた4メーカーの最新作業服を披露した。
道建設部は14日、旭川市民文化会館で建設産業女性活躍推進セミナーを開いた。2017年度から取り組んでいるもので、今回は2回目。地元建設業の経営者や人事・労務担当者など約50人が参加し、性別や家族環境によって働き方や生き方の選択肢を狭めないようにするための方策を探った。
「2年前の現場経験が生き、スムーズに進んでいます」―。こう話すのは中山組(本社・札幌市東区)安全・ISO部の本庄千明さん。札幌開建が発注した女性技術者活用型の現場で、安全管理や土質の品質管理、写真撮影などに奮闘している。