スーパーホテル(本社・大阪)が、石狩湾新港地域に106室規模のビジネスホテル進出を打診していることが26日明らかになった。実現すれば、石狩市内初の大型ホテルとなる。市は観光や地域経済活性化の契機になると捉えており、11月中にも建設の可否を含む判断を出す見込みとしている。
札幌都心部でホテル進出が加速している。判明しているものだけでも9月時点で計画、着工合わせて計12件に上り、不動産総合サービスのザイマックスやホテル運営などを手掛けるレッドプラネットジャパンでは、既に2棟目を計画するなどススキノや大通を中心に土地取得に奔走する企業も少なくない。今後も来道する訪日外国人や国内旅行者の増加が見込まれることから、ホテル投資の熱は続きそうだ。