社会福祉法人恩賜財団済生会支部北海道済生会(小樽市築港10の1、新谷昌明支部会長)は、西小樽病院を移転改築する。総事業費に40億円を試算。同会が入る小樽病院を増築する形で、機能を縮小しながらの移転となる。
島牧村は、遅くとも年内には仮称・在宅介護施設合築ホーム建設を主体、電気、機械、地中熱設備の4分割で、指名競争により入札する意向だ。総事業費は2017年度当初時点で約14億円と試算。18年度にかけての2カ年で工事を進め、19年度の供用を目指している。
独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO、東京都港区高輪3丁目22の12、尾身茂理事長)は、登別病院移転改築の事業者を設計、施工一括で大成建設に決めた。基本設計を2018年1月、実施設計を同6月までに終え、同10月にも着工、20年3月の完成を目指す。
夕張市は、清水沢地区への移転を構想している市立診療所について、基本計画策定業務を早ければ10月にも発注する見通しだ。2017年度中にまとめ、18―19年度に基本・実施設計、20―21年度に工事を進める予定。事業費には約25億7000万円を試算している。
学校法人天使学園(札幌市東区北13条東3丁目1の30、近藤潤子理事長)は、法人所在地にある天使大のキャンパス再整備を計画している。学生定員やカリキュラムといった学校自体の在り方の見直しと合わせて、長期的な整備方針をまとめるマスタープランの策定を進める考え。第1弾として、4年制大学移行20周年となる2020年4月の供用開始をめどに、敷地内での新校舎建設と既存校舎改修に着手する予定。