函館市は地域の漁業持続に向け、サーモンをはじめとした魚介類の養殖事業の確立を目指し議論を本格化させる。17日にも函館市魚類等養殖推進協議会を設立し、技術的課題や採算性などについて関係者や学識者を交えて話し合い、実現の可能性を探る考えだ。
この記事は北海道建設新聞2020年01月07日付2面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
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室蘭市は、移転改築を計画している公設地方卸売市場の基本設計について、10月にも制限付きで一般競争公告するもようだ。9月9日開会予定の2019年第3回定例市議会に、基本設計費約4000万円を追加する補正予算案を提出する。工事は実施設計を合わせたデザインビルド方式で20年度に発注する方針だ。
道は、第3回定例道議会の追加補正予算案に日本とロシアの共同経済活動に関し、ウニの種苗を育成する仮称・根室市栽培漁業研究センターの整備費10億5000万円を計上した。補正予算案の可決後から実施設計に着手し、年度内に着工、2019年度の完成を目指す。工事の発注は根室市が実施する。共同経済活動として新たな施設が建設されるのは初めて。