根室振興局農村は、別海町内2地区で道営草地整備の2024年度採択を目指す。別海町別海や別海市街、奥行、本別海などの800haが対象で、総事業費に計8億6000万円を試算。23年度は計画策定作業に取り組んでいる。
釧路市は2026年4月に開校する大楽毛小と大楽毛中による義務教育学校として、大楽毛中をRC造、3階、延べ2061m²の規模で増築する。地質調査と設計に9880万5000円をみていて、近く発注手続きに入る。25年7月に着工する。
白糠町は高台に工業団地30haの造成を計画している。用地の一部が保安林に指定されているため、造成に向けた調査設計を2カ年で進め、道と協議の上解除する。2025年の着工を目指している。周辺では道立広域公園の誘致が決まっているため、新たな設備投資による活性化が期待される。
この記事は北海道建設新聞2023年9月6日付4面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
記録的な猛暑となったことしの7、8月。道東の市町村では、公立学校のエアコン設置に向けた動きが表面化している。全校への設置を見据え、国や道の補助金が使えないか模索。夏でも涼しくエアコンの必要性がなかった釧路地方は、公共施設の設置状況調査に着手する。一方、設置には消費電力の増加による変電設備の更新が必要で導入コストの増加や工事期間の調整などが課題となる。