東日本高速道路北海道支社は2023年度から、4車線化を進める道東自動車道占冠IC―トマムICのトンネル工事に着手する。計画する4トンネルのうち、ホロカトマムトンネルを10日に公告したほか、東占冠トンネルを第3四半期(10―12月)に公告する。橋梁18基は年度内に全ての設計を発注する計画で、工事の本格化が期待される。
命の危険すら感じることしの夏。十勝の7月平均気温は19地点中15地点で過去最高となり、7月25日から29日まで5日連続で猛暑日を記録した。8月に入っても暑さはやまず、昨年まで一度もなかった熱中症警戒アラートは、連日のように発表されている。屋内外問わず現場では作業員の奮闘が続く。特に暑さの影響を受ける舗装、塗装、屋上防水の技能者に現場の今と酷暑を乗り切る工夫を聞いた。
十勝総合局産業振興部は、水利施設等保全高度化畑地帯総合整備型士幌北部第2地区の2024年度採択を目指している。区画整理814haと農地造成16haを計画。総事業費は18億円で、事業期間は31年度までを見込む。
帯広建管は2024年度、夕張新得線新ルート開設の事業着手を目指している。道東自動車道の仮称・新得スマートICと新得町市街地を結ぶ4540mの2車線道路とし、対面通行を可能にする。総事業費は20億8000万円で、うち工事費は18億8000万円を試算。スマートICと同じ29年度の供用開始を見込む。
帯広建管は2024年度、帯広市内の弥生通(道道幕別帯広芽室線)で無電柱化に着工する計画だ。区間は南町南7線から西5条南28丁目までの1.6kmの両側歩道。23年度は2500万円で詳細設計を進め、総事業費や施工スケジュールを固める。