美幌町は、新役場庁舎建設を主体、電気、設備の3分割で7月ごろに指名する考えだ。6月の定例町議会で2019・20年度の2カ年の債務負担行為を設定し、19年度施工分の工事費約1億3000万円を補正する見通し。8月の臨時議会か9月の定例議会で契約承認を得て10月に着工する考えで、21年2月の完成を目指す。総工費としては約25億円を積み上げている。
鶴居村は、鶴居西6丁目1の1に位置するファミリースポーツセンターの現地改築に向け、実施設計を6月中旬に指名する。新施設の規模はRC一部W造、2階、延べ2800m²。地域住民の交流の場としてコミュニティースペースなどを設ける。総事業費は14億―15億円を見込んでいる。
2019年度、道東の6市町で消防庁舎の建て替え事業が進んでいる。多くは築40―50年を迎えた庁舎が施設の老朽化により改築するものだが、背景には津波浸水想定区域からの移転や時代とともに大型化、多様化した消防車両への対応など特殊な事情が潜んでいる。
中空知衛生施設組合(組合長・前田康吉滝川市長)は、来週にも滝の川斎苑改築の主体を地域限定型一般競争で公告する。規模はRC造、平屋一部2階、延べ1394平方㍍。2019、20年度の2カ年で施工する見通しで、主体と電気、機械、火葬炉設備整備、工事監理を合わせた事業費は8億8366万3000円を見込んでいる。7月ごろに着工し、21年4月の供用開始を目指す考えだ。