空知を語る 24首長

空知を語る 24首長(12)南幌町 三好 富士夫町長

2017年09月13日 16時26分

南幌町 三好 富士夫町長立地、教育環境生かし行政運営

 空知管内で唯一、電話番号の市外局番が「011」で、石狩管内の多くの自治体に隣接する南幌町。札幌からのアクセスの良さと教育環境が優れていることが大きな特徴で、「子育て環境には自信あり」と胸を張る。

 ―まちの特徴は。

 農業が基幹産業で都市型の団地も造っている。南幌はもともと水田だったのが、転作で麦や大豆、ブロッコリーなどの栽培が進み、大規模化した。幸いなことに農家では後継者を確保していて、ここ数年で70―80人が育っている。

 町の人口は1999年にピークとなる1万人になった。住宅の戸数自体はピーク時から変わっていないが、現在は子どもの数が減って人口減少が進んでいる。

 ―課題は。

 やはり人口減少だ。年間でおよそ120―130人の人が減っている。今では町内に小学校と中学校が1校ずつという状況で、子どもの数をどう維持するかが課題だ。

 加えて、高齢者に対しては医療の問題がある。町立病院には江別から医師に来てもらっている。

 ―解決策は。

 南幌は札幌からの距離も近く、その影響を強く受けている。札幌が元気じゃないと南幌も元気になれないという状況。そうした中、急激な人口増加を望むというよりは、北海道住宅供給公社とともに造成している南幌ニュータウンみどり野団地が少しずつ売れていけばいいと思っている。

 南幌は札幌とのアクセスも良く立地が良い。札幌で提供される学校給食の野菜は南幌のものを使ってもらっているが、野菜などをすぐに届けられることが大きな強みだ。

 教育環境が良いという点も特徴で、学区外の高校を受験する際の定員制限となる5%枠なしで札幌の高校へ入学ができる。また、空知管内の高校にも枠なしで入学でき、元気な子どもを育てられる環境にあるのでは。

 ―今後のまちづくりの展望を。

 住んでいる人が隣近所を含めて元気で過ごせるようなまちづくりをしたいと思っている。自分たちでできることは自分たちでして、行政は行政のできることをする。心が通った行政運営を続け、お年寄りから子どもまで元気に過ごせるようなまちをつくっていきたい。

 三好 富士夫(みよし・ふじお)1950年5月11日生まれ。南幌町出身。初当選は2005年で、現在4期目。2017年6月30日付掲載


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