札幌市中央区大通西4丁目1にある道銀ビルディングと西側に隣接する新大通ビルディングの地権者5者が24日、両ビルの一体開発に向けて「大通西四丁目南地区市街地再開発準備組合」を設立した。高級ホテルやオフィス、商業からなる複合施設を構想。2028年の供用開始を目指す。
函館市は都市計画道路3・4・66号日吉中央通湯川工区の初弾工を5月末ごろ一般競争公告し、6月に入札する。460mにわたり道路改良をする考え。区間を2分割して発注する見通しだ。
新ひだか町は4月にも仮称・新ひだかアイヌミュージアム整備のうち、シャクシャイン記念館改修主体を一般競争で公告、入札する予定だ。電気、機械、監理はそれぞれ5月に指名競争入札する考え。主体の概算工事費は1億―2億円としている。
道は、老朽化する北見農業試験場の改築を2024年度施工で計画している。新庁舎は2階建て、延べ1500m²程度の規模を想定。22年度は基本設計を進める考えで、建設部建築局が近く公募型プロポーザル方式で公告する。改築に当たっては「ゼロカーボン北海道」の実現に向けて、ZEBの可能性も検討する方針だ。
稚内建管は2022年度、蘭泊漁港(利尻町)機能保全を新規事業化する。老朽化した施設を補修することでライフサイクルコストの低減を図る事業で、対象は外防波堤などの5施設。27年度までの事業期間で、総事業費は3億5000万円を想定している。