道建設部住宅局は2019年度の道営住宅整備として、6団地で建て替えを計画している。旭川市の神楽岡ニュータウン団地、室蘭市の白鳥台団地、七飯町の大中山団地の3団地で新規着工する。苫小牧市の植苗団地と木古内町のであえーる駅前団地は2期目、岩見沢市の日の出台団地は3期目の工事に着手する。建設部建築局が発注する。
室蘭市が1日実施した、旧総合福祉センター敷地の一般競争入札が、負担金付き土地無償譲渡(マイナス入札)で落札された。全国2例目で、道内では初となる。落札者は高齢者福祉施設を運営する、さわやか倶楽部(本社・北九州)。入札額はマイナス881万4000円だった。
イオン北海道(札幌市白石区本通21丁目南1の10、青柳英樹社長)は、イオン室蘭店の移転新築に関し、モール型新店舗の規模を2階建て、延べ4万1300m²で計画している。4日の室蘭市議会一般質問で青山剛市長が言及。テナントや新店舗の建設、運営については、地場業者を活用する考えを示したという。
利尻富士町は、老朽化が進む特別養護老人ホーム秀峰園の現地改築を、主体、電気、機械の3分割で4月にも指名競争で入札する見通しだ。工事費には16億4000万円を試算。このうち、主体には11億1000万円、電気には2億2600万円、機械には3億400万円を見込んでいる。
道営農業農村整備事業の2019年度調査計画地区は84地区で、総事業費は1166億円程度に上る見込みだ。18年度と比べて11地区、116億円程度それぞれ増加する見通し。19年度から新たに調査に入るのは58地区となる。