道経済部がまとめた2021年度就業環境実態調査によると、建設業の1週間の平均所定労働時間は40時間27分と業種別で最長だった。週休2日制を実施する事業所は約74%で、運輸・郵便業と製造業に次いで3番目に低いが、年末年始など3日以上の連続休暇は92%と2番目に高かった。育児や介護に伴う休業制度は半数以上で整い、家庭と仕事の両立支援を進めるが、利用率は低い。こうした状況も背景にあって働き方改革の意識は高く、実施と検討中を合わせて約63%と全体平均を上回った。
宗谷管内土木3官庁(稚内開建、稚内建管、宗谷総合局農村)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。75者が259件を受注し、受注総額は前年度同期比4.6%減の170億1962万7045円となった。業者別では藤建設が首位を維持。上位20者中19者を管内業者で占めている。
上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別委託受注実績が本紙集計でまとまった。197者が921件、121億5311万6000円を受注。前年度同期比で業者数は5者、件数は26件増え、総額も1.2%増加した。ドーコンが第1四半期(4―6月)からの首位を維持している。