この記事は北海道建設新聞2023年3月1日付2面に掲載されました。閲覧は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナー、またはe-kensinマップをご覧ください。
倶知安町は、2023―32年度を期間とする次期公営住宅等長寿命化計画を策定した。総事業費に17億6446万円を試算。南6条団地の現地建て替えに既存棟除却を含め15億7186万円を見込む。24年度から隔年で1棟12戸を建設し、現在の15棟74戸を5棟60戸に集約する。南9条団地とむつみ団地は、将来的に一体型で建て替える方針だ。
南幌町は、企業誘致に向けた準工業用地等整備で、造成等は2024―25年度、下水道管渠は24年度に施工を予定している。対象は市街地にある南16線西10の町有地と北海道住宅供給公社の土地約29ha。23年度に実施設計と並行しながら分譲販売の事前予約を受け付け、25年度の分譲販売開始を予定。造成等と下水道管渠の実施設計は、5月中にそれぞれ指名競争入札する見通し。業務期間はいずれも24年3月まで。
音更町は、町立小中学校16校の普通教室に空調設備を設置する計画だ。熱中症対策などを目的に2023年度は基本計画の策定を進め、今後のスケジュールなどをまとめる。現時点では24年度に実施設計、25年度の着工を目指している。工期は長期休み期間を想定するため、単年度での完了は困難。2、3カ年で数校ずつ取り組む考えだ。