この記事は北海道建設新聞2022年2月16日付2面に掲載されました。本文は新聞本紙か、e-kensinプラスの記事検索コーナーをご覧ください。

　札幌市教育委員会は2022年度に着工する光陽小と元町北小、山の手小の改築に22年度当初予算案で3億6749万円、1定補正を含め9億8149万円を積み上げている。光陽小と山の手小は校舎棟、元町北小は校舎棟と屋内運動場を建て替える。3校合わせた総事業費は120億円を試算。24年度の完成を目指す。

　根室市は2022年度、仮称・花咲港ふるさと会館を新築する計画だ。市民交流や避難施設として活用する施設で、規模はＷ造、平屋、延べ712m²。総事業費は約4億円に上る見込み。23年春ごろの開所を目指している。

　札幌市都市局建築部は2022年度予算案で、学校や市営住宅を除く市有建築物の計画的修繕を図る保全推進費に前年度当初比18.8％減の55億100万円を計上した。対象は51施設。まちづくり戦略ビジョンアクションプラン2019最終年度のため、年度間調整で予算額が減少した。

　札幌市都市局は2022年度、災害時などの天井脱落防止を図る市有建築物特定天井対策で、3カ年工事となる教育文化会館など6施設の工事と、札幌エルプラザなど5施設の設計を計画している。22年度予算案に事業費2億3800万円を計上した。