小樽市は、新幹線開業を見据え、12月にも官民連携組織を立ち上げる。設置要綱案によると、名称は北海道新幹線活用小樽まちづくり協議会。新駅周辺まちづくりをはじめ、新駅と中心市街地をつなぐ2次交通対策、観光客誘致などのソフト対策に関して協議する。
苫小牧東部地域開発検討会(座長・田村亨北海商科大教授)は8日、東京都内で第2回会合を開き、2019年度からの新段階計画の骨子案を審議した。新たな取り組みとして生薬の研究拠点集積、広大な敷地を利用したロボット・ドローンの実証実験フィールド誘致に取り組む方針を承認。北海道胆振東部地震を受け、災害に強い物流拠点化を図ることも盛り込んだ。
東日本高速道路北海道支社が建設を進めている後志自動車道の余市IC―小樽JCT間23・3㌔が、12月8日午後3時に開通することが決定した。併せて、余市ICから小樽塩谷ICまで各区間の通行料金も発表となった。
ニセコ町は、2019年度着工予定の役場新庁舎建設の設計内容を見直した。9月6日に発生した北海道胆振東部地震で札幌市内が液状化したことを受け、対策として基礎部に径60cm、長さ17mのコンクリート杭を約30本打つことを決めた。地中熱ヒートポンプの導入は見送り、事業費を当初予定通りの20億円程度に抑える。5月中旬から下旬に入札する方針だ。