南富良野町は2023年度にも、南富良野高の耐震化を含めた大規模改修に着工する。校舎、屋内体育館の順に改修する計画で、校舎は22年度に設計、23年度に約3億円を投じて施工。屋体は23年度に設計し、24年度の施工を目指す。
オホーツク総合局産業振興部は2023年度新規採択を目指す、水利施設等保全高度化畑地帯総合整備型網走藻琴第2地区の計画を見直した。これまでは総事業費26億6300万円としていたが、ヒアリングや調査設計を踏まえて改めた。総事業費は30億円を試算し、区画整理848.1haを進める。31年度の完了を見込む。
函館市は、社会資本整備総合交付金などを活用する2023年度の市道関連事業1次要望に事業費ベースで18億610万円を積み上げている。街路は3・4・66号日吉中央通湯川工区を推進。道路は日暮し通でのロードヒーティング修繕を新規に求める。JR函館駅前・大門地区でのにぎわい創出に向け、公園通2号線での歩道拡幅にも着工したい考えだ。
鈴木商会(本社・札幌)は13日、使用済み漁網をナイロン原料にリサイクルする施設「苫小牧プラ・ファクトリー」を開所した。道内各地の漁業者から廃棄漁網を回収した後、裁断や破砕などの工程を通してペレット化し、本州の樹脂リサイクル企業に買い取ってもらう。年間で最大1300tほどの生産能力を持つ。駒谷僚社長は「設立70周年の節目で廃プラ・リサイクルにチャレンジし、地域や地球環境に貢献する事業にしたい」と意欲を見せる。