留萌振興局は2018年度、人手不足対策として食と観光・働き手対策室を新設するとともに、北海道経済産業局と連携して労働力融通モデルの創出に取り組む。人手不足に対応する専門部署を設けるのも道経産局と連携事業を行うのも14振興局で初の試み。18年度は産業間で労働力を融通するための課題を抽出し、19年度の融通システム運用開始を目指す。
道は、札幌市中央区にある道庁西18丁目別館について、2018年度の売却を視野に入れている。敷地面積は約5000m²。道有財産は原則、一般競争入札で売却することになっているが、案件の大きさなどから一般競争以外での処分も検討している。
釧路市は、市が発注する工事・委託全件の設計図書閲覧を電子化した。受発注者双方の経費縮減を図る。受注者側が閲覧する市のホームページからPDFファイルをダウンロードする形式で、20日の入札案件から適用している。
大空町は、道立女満別高と町立東藻琴高を統合し、2021年度から総合学科の町立高校を開校することを検討している。両校の既存施設を活用して東藻琴高校舎で通常の授業、女満別高校舎でキャリア教育や東京農大との共同研究など特別なカリキュラムに取り組む構想。18年度は公設塾の導入といった魅力向上の検討委員会を設立するほか、道教育委員会との移管・新設協議にも入りたい考えだ。
室蘭、帯広両開建は16日、雪崩と土砂流出の発生で通行止めとなっている国道236号野塚峠について、1週間以内をめどに解除させると発表した。広尾町内の川見覆道付近の土砂流出は復旧が完了。雪崩の発生で電気室が損傷した野塚トンネルは、道路維持業者や建設コンサルタントによる復旧作業が続いている。