上川総合局などで構成する天人峡地区活性化協議会は21日、上川合同庁舎で第4回会合を開いた。土砂崩れにより通行止めになっている羽衣の滝遊歩道の復旧工事完了を報告したほか、来年春の供用再開を目指すことを申し合わせた。
遠別町は、国保病院建て替えに向けた検討を2018年度から始める計画だ。現在の施設はRC造、2階、延べ2547m²で、1963年に建設した後、83年に増築している。ともに老朽化が進行していることから病院の在り方と合わせて19年度内に新施設の方向性を固める予定だ。
北海道開発局は14日、大樹町内で行っている自動運転サービス実証実験で、運転手不在による自動走行を実施した。ドライバーが運転席にいない状態で加速や停止、ハンドルの操舵(そうだ)をするもので、完全運転自動化の一歩手前となるレベル4(高度運転自動化)に当たる。この日は町道大樹20号線500m区間を3回直進。このうち100m区間は自己位置の推定に使われる磁気マーカーを埋設しており、検知状況やGPSとの性能差を検証した。
道は、民泊営業を制限する区域などを定める「北海道住宅宿泊事業の実施の制限に関する条例」(素案)をまとめた。民泊による地域の生活環境悪化を防止するのが狙い。営業制限が可能な4類型のうち小中学校などの周辺は62市町村の597校で指定。住居専用地域は37市町で設定した。札幌市は独自に条例を制定する方向だ。国のガイドラインを待ち、年内にも素案を示し、市民意見を募る見通し。いずれも来年3月の制定が見込まれる。