千歳市は2023年度予算案に関し、上下水道の主な事業をまとめた。資本的収支の建設改良費は水道事業が前年度当初比7%増の7億9954万3000円。蘭越送水管更新に3億7024万9000円を充てた。下水道事業は43.9%増の25億222万4000円。汚水管更生に6億5649万9000円を配分し、柏台地区495mなどを見込む。
苫小牧市は、スマートシティ構想案をまとめた。JR苫小牧駅前周辺をスマートシティのシンボルエリアとし、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)を意識した複合ビルを新築。公園管理の効率化を図るため、公園台帳システムへの統合などを盛り込んだ。
札幌市は2024年度までの開始に向けて改定作業中の強靱化計画に感染症への対応や大雪対策などの観点を盛り込むことを検討している。21年度末での現計画進捗状況は、主要79項目のうち18項目で達成。一方、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、児童会館等再整備など13事業が達成困難や困難見込みとなっている。
旭川市は、2023年度予算案で緑地公園費として前年度当初比11.5%減の19億7769万円を計上した。1定補正の繰り越しを含む執行ベースは14.5%減の19億8919万円で、花咲スポーツ公園陸上競技場トラック改修が完了したため減少に転じた。東光スポーツ公園でのランニングコース整備や忠和公園のアスレチック更新といった工事のほか、花咲スポーツ公園の再整備基本計画策定にも取り組む。