積水ハウス(大阪市北区大淀中1丁目1の88、仲井嘉浩社長)は、札幌市中央区にある旧キリンビール園の解体を鴻池組に依頼し、着工した。工期は10月末まで。跡地に新築する仮称・中島公園計画について積水ハウスは「プロジェクトを検討している段階。建物の用途、整備時期、設計・施工業者は決まっていない」と話している。
札幌市建設局は、WTO対象の清田区里塚地区地盤改良を五洋建設・伊藤組土建共同体が落札したと公表した。入札額は税抜き34億3180万円。落札率は90.2%だった。技術提案や技術者のコミュニケーション能力などを評価する技術提案審査型の総合評価落札方式一般競争には4共同体が応札し、最低札を技術評価点で逆転した。
建物が更新期を迎える札幌の都心まちづくりの実務を14年にわたり担ってきた札幌市の高森義憲まちづくり政策局都心まちづくり推進室長(60)が退職を迎える。札幌創世1・1・1区(さんく)など多くの再開発に携わった。一線での役割は後進に委ねるが、人柄やその経験から第二の人生でも活躍が期待される。
ヒルトン(本社・米国バージニア州)は28日、建て替えを計画している札幌パークホテルの運営者であるグランビスタホテル&リゾート(同・東京)とフランチャイズ契約を結び、「ヒルトン札幌パークホテル」として、2023年にも開業すると発表した。国際的なホテルブランドである「ヒルトン」のサービスを提供し、海外観光客の集客増につなげる考え。運営はこれまで通り、グランビスタが続ける。