この記事は北海道建設新聞2020年4月16日付2面に掲載されました。本紙のご購読についてはこちらのページからお問い合わせ下さい。
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道内企業で在宅勤務などのリモートワークが急速に広がってきたことを受けてホテル各社が、日中の客室を仕事場として使える利用プランを打ち出している。新型コロナウイルスの影響で観光客が減り、どの施設も客室稼働率が低迷中。空き室の有効活用策としても注目されている。
不動産開発などを展開するコロンビアワークス(東京都渋谷区渋谷3丁目28の15、中内準社長)が、札幌市中央区で計画しているホテルの新築規模が分かった。S造、地下1地上18階、延べ7488㎡で、今後施工業者を決める。5月に着工し、2021年12月の完成を目指すが、新型コロナウイルス感染拡大の影響などでスケジュールを見直す可能性がある。
三菱地所(東京都千代田区大手町1丁目1の1、吉田淳一社長)は、札幌市中央区のホテル新築を主体、設備一括で清水建設に依頼し、着工した。構造材に道産木材を活用した国内初の高層ハイブリッド木造ホテル。客室は約130室を設置。2021年夏の完成・秋のオープンを目指す。運営は同社グループのロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが担う。