札幌市は、地下鉄南北線の真駒内駅耐震改修を30日、WTO対象の一般競争入札で公告する。過去3回の入札不調を受け、設計内容を見直し、市営地下鉄駅では初めてのWTO案件となった。来年1月下旬の契約を経て、年度内の着工を予定。工期は、2020年11月末までとしている。
帯広開建が9月27日に開札したWTO対象工事の道横断道陸別町勲祢別橋上部の結果詳細が明らかになった。落札した宮地エンジニアリングは、入札価格は4番札の6億600万円(税抜き)だったものの、総合評価の加算点が5つの評価項目のうち4項目満点で60満点中56・3点を獲得し、入札価格と総合評価の点数を組み合わせた評価値でトップに。加算点の点数が落札の決め手となった。
小樽建管は11日、9月13日に開札した泊共和線茅沼2号トンネル新設の総合評価結果詳細を公表した。応札した11者の中で技術加算点が54・833点と最も高かった伊藤組土建・草別組・協成建設工業共同体が、税抜き29億3052万円で落札した。応札額は10番札だった。
道建設部建築局は10日、WTO対象の札幌医科大教育研究施設Ⅱ主体と大学管理施設改築主体の開札結果を明らかにした。教育研究施設Ⅱの1工区は伊藤組土建・丸竹竹田組・菱中建設特定共同体が15億9000万円、2工区は岩倉建設・荒井建設特定共同体が13億1000万円で落札。また大学管理施設の1工区は岩田地崎建設・萩原建設工業特定共同体が16億6500万円、2工区は丸彦渡辺建設・田中組特定共同体が10億8600万円で落札した。
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