稚内建管は、稚内市緑2丁目急傾斜地崩壊対策の2023年度着工を要望している。軽量法枠を土留め柵に改築し斜面の安定度向上を図る。23年度には土留め柵約30mや振動・騒音調査などに6000万円を要望しており、工事は一般競争で7月の発注を見込む。
土木学会は15日、2022年度インフラメンテナンス賞の受賞者を発表した。道内関係は、プロジェクト賞でJR北海道鉄道事業本部工務部工事課による降雪期での分岐器不転換防止対策や稚内開建稚内港湾事務所の稚内港北防波堤ドーム予防保全事業など3件が選定された。授賞式は27、28日に東京都内で予定する第2回インフラメンテナンス・シンポジウム内で開く。
旭川市土木部は、20日に開会する第1回定例市議会に提出する2022年度補正予算案に、ゼロ市債として12億円の確保を要求する構えだ。老朽劣化した新基北橋の架け換えなど51件を早ければ2月末から2回に分けて公告し、3月中の入札を目指す。
留萌振興局農村振興課は、天塩町で進めている草地整備天塩創生地区の2023年度以降残事業費に6億3200万円を試算している。事業量は草地整備304haと草地造成4haを見込む。不陸や湿害対策を施し経営基盤の安定化につなげる。
網走建管は、大空町で進めている藻琴川広域河川改修について、2023年度は延長420mを対象に築堤、掘削に取り組む予定だ。23年度以降に築堤2300m、掘削2900m、護岸1260m、道路橋1橋の架け換えを残している。