釧根管内主要土木官庁(釧路開建、釧路建管、釧路総合局・根室振興局農村振興課)の2023年度第1四半期(4―6月)業者別工事受注実績が本紙集計でまとまった。前年度同期と比べ10者少ない112者が4.6%減の259億4683万円を受注。12件、20億7602万円を獲得した上田組が首位に立った。上位20者のうち18者が管内業者だった。
上富良野町は、陸上自衛隊上富良野演習場内における土砂流出対策の工法を検討している。2026年度以降に場内の護岸や床固めの老朽化対策に着手し、必要があれば新規土木施設の整備も目指す。24、25年度は先行して橋梁護岸の原型復旧に取り組む。
稚内建管は、稚内市こまどり3丁目1の急傾斜地の再整備について、2024年度に着工する計画だ。劣化の進む擁壁や法枠を更新し、安全性を高めることを目的とする。23年度に事業化し、26年度に完了予定だ。事業費は4億円を想定している。