電源開発(東京都中央区銀座6丁目15の1、渡部肇史社長)は、仮称・新さらきとまない風力発電事業を計画している。稚内市内にある、さらきとまないウィンドファームの建て替えで、現状と同じ最大出力1万4850㌔㍗を想定。工期は3カ年で、総事業費45億円を見込む。着工時期は未定だが、中期経営計画で2025年度末までの営業運転開始を目標に掲げている。
ノーステック財団(北海道科学技術総合振興センター)の幌延地圏環境研究所は3日、地層中に含まれる石炭やケイ藻岩からメタンガスを製造する技術で特許を取得したと発表した。有機物を地上へ運ぶ手間を掛けずに地下で化学分解し、地下に存在する微生物を活用してメタンを作ることができる技術。今後、環境負荷の低いエネルギー資源として注目されそうだ。
ハタナカ昭和とホッコン、北海道ティーシー生コン、留萌アサノコンクリートは、きょう1日からホッコン留萌工場で共同操業を始める。4社が出荷エリアとする留萌市、増毛町、小平町の需要が急激に落ち込み、今後も回復の見通しが立たないためで、厳しい経営環境下にある中、1プラント体制にして留萌南部での生コン生産存続を図る。