北海道開発局は18日、札幌都心をつなぐ創成川通の約4㌔を対象に調査を進めていた構造検討として高架、地下、交差点改良3案の内容を示した。概算費用は地下が1㌔当たり最大約260億円、高架は約180億円、交差点改良が約10億円と試算。2018年度は計画段階評価に入る方針で予算要求し、今後は高架と地下を軸に、それぞれを組み合わせた複数パターンの検討を進める。同評価には最低2年程度が必要で、早ければ20年度にも新規事業化の判断につながる可能性がある。
北海道開発局は11日、大樹町内でバスを使った自動運転サービスの実証実験を開始した。積雪期での実証実験は道内初となる。17日まで運転手が監視しながら自動で加速や操舵(そうだ)を制御するレベル2の実験を中心に行う。14日にはドライバーが運転席にいない状態で走行するレベル4の実験も予定している。関係者は最新技術による地域活性化に期待を寄せている。
網走開建は、網走港川筋地区小型船だまりの事業計画を変更した。マイナス3m物揚場改良の工法変更などで総事業費を1億9000万円増額の42億円とし、整備期間を2020年度まで延長。同物揚場は18年度以降に整備を本格化させる考えで、4億3000万円の残事業費を見込んでいる。