北海道開発局は1日、雨竜川で本格化するダム再生事業に向け、札幌開建滝川河川事務所(新十津川町)内に雨竜川ダム調査事業所を新設した。雨竜第2ダムのかさ上げなどの調査を実施する部署で、所長に幾春別川ダム建設事業所の吉野敦久副所長が就任。あす5日、開所式を催し門出を祝う。
北海道開発局は2日付で、2018年度の発注見通し(工事情報)を公表した。10開建と本局を合わせた工事件数は722件となっている。WTO政府調達協定の対象工事は、札幌の幾春別川総合開発事業の新桂沢ダム地すべり対策など6件を予定している。委託は1876件に上る。(※会員サイトe-kensinプラスでは、北海道開発局の2018年度発注見通し(工事・委託情報)を期間限定で無料ダウンロードできます。ダウンロードページのリンク先は当記事詳細ページに掲載しております。)
国土交通省と北海道開発局は4月1日付発令の人事を内定した。開建部長は小樽、帯広、留萌の3カ所で交代。開発局付に異動する鎌田照章寒地土研所長の後任には柳原優登樽建部長が異動し、同部長には橋本幸道路計画課長が就く。勇退する河畑俊明帯建部長の後任には細井俊宏農業設計課長が昇格。山崎真一留建部長も勇退し、同部長には船木淳悟寒地土研寒地水圏研究グループ長が就任する。三木雅之事業振興部調整官も勇退する。