音更町は、2022―31年度を期間とする簡易水道事業経営戦略案をまとめた。10年間で老朽設備更新に4億1000万円、管路更新に2億5800万円を見込む。道営事業を活用した新浄水場の建設などを進める。期間内の建設改良費は23億8715万円を試算する。
函館市企業局は赤川低区第1配水池の更新を計画している。2022―23年度に実施設計をし、24年度にも着工。実施設計は4月中―下旬の指名通知と、5月ごろの入札を目指す。
函館市企業局は2022年度、浄水をためる赤川高区第1配水池と旭岡配水池の耐震診断を計画している。22年度予算案に合わせて1億3351万8000円を計上。5月ごろの入札に向け、4月中―下旬の指名通知を予定している。
厚岸町は2022年度以降10カ年の水道関連整備に建設改良費35億5585万6000円を試算している。老朽送配水管やポンプ場などの機器更新に加え、新水源の活用に伴う新浄水施設整備などに取り組む計画。27―31年度に新浄水施設などの整備を想定し、事業費は20億6000万円を見込んでいる。
下川町は2022年度、老朽化が進む下川浄水場の建て替えに着工する。現施設の規模はRC造、2階、延べ935m²。施設本体や送水管を含めた総事業費は約17億8000万円を見込み、2カ年で施工する。複数に分割して、秋までには指名競争入札する予定だ。