2019年11月08日 09時00分
山口重機(本社・帯広)では、掘削や木材切断といった機能を持つ林業機械「フェラーバンチャ」を取り付けたICT油圧ショベルの伐開工事への導入を進めている。伐開や除根はICT活用工事の対象外だが、同社では作業効率化や河道掘削にも生かそうと改造を試みた。協力した日本キャタピラーによると同様の取り組みは全国でも初めてだという。
2019年05月31日 12時00分
上田組(本社・標津)は、4月からベトナム人技能実習生4人を重機オペレーターとして受け入れている。彼らは会社が用意した寮で共同生活をしながら、現場で先輩たちから少しずつ操作法などを学んでいる。
2018年06月20日 10時34分
伊藤組土建・勇建設・一二三北路共同体が定山渓温泉で進める札幌市水道局発注の豊平川水道水源水質保全取水堰新設は、2021年3月までの長丁場の工事。この現場にピンク色のヘルメットをかぶった2人の作業者が花を添えている。協力会社として土工を担う海陸興業(本社・石狩)の佐藤由香利さんと高橋保美さんは、ともにコールセンターのテレフォンオペレーターから華麗なる転身を遂げた、会社期待の重機オペレーターだ。
2018年06月17日 13時00分
函館建設業協会(森川基嗣会長)が安全対策やイメージアップの一環で取り組んでいる目玉シートに関する活用実態調査報告書がまとまった。6割以上が視線を感じると回答し、注意喚起につながったと分析。子どもたちが建設業に関心を持つきっかけにもなっている。調査した地域研究工房の小磯修二代表理事は「目玉シートの意義は気付きにある。見ることによって自主・自発的な行動につながる」と評している。
2017年11月14日 12時00分
釧路開建は10日、釧路港西港区で整備を進める国際物流ターミナル(バルク)のマイナス14m岸壁上部で桟橋の土台となる大型ジャケット据え付けの施工現場を公開した。2016年度のジャケット据え付けに続き、今回が最後の作業となる。1600㌧づりの起重機船が大型ジャケットを繊細な操作で設置。17年度末の完成に向け岸壁の姿が見え始めてきた。