小型ロケットの開発を進めるインターステラテクノロジズ(大樹町芽武690の4、稲川貴大社長)は、人工衛星軌道投入機の開発を強化するため、大樹町旧歴舟中グラウンド跡地に新工場を建設する。主体、設備一括で萩原建設工業に依頼し、秋にも着工。2019年春の完成を予定している。
アモルフィ(本社・札幌)は、住宅メーカーやマンションデベロッパーなどの営業ツールに、VR(仮想現実)を使った「アルカサルVR」を提案している。現地に出向くことなく、手持ちのスマートフォンやパソコンの画面から仮想で物件の内覧をするシステム。室内を自由に移動したり、設備などの情報をテキストで確認できるので、営業スタッフが立ち会わなくても部屋の様子が把握できる。不動産業界だけでなく、ホテルやレストラン、結婚式場など商業施設の歩くパンフレットとして広く使ってもらいたい考えだ。
現場を取り巻く安全グッズが多様化している。アクティオは、クレーン作業時につり荷が回るのを抑える「ジャイロマスター」をレンタル。オアシススタイルウェア(本社・東京)は、機能性とファッション性を両立させた女性用のスーツ型作業着を開発した。ミドリ安全(同)は、熱中症対策の「塩熱飴」シリーズで梅味サプリを発売。河村電器産業(本社・愛知県瀬戸市)は、事務所などでのプラグ出火を防ぐプレトラックコンセットを提案する。今どきの安全グッズを見た。
十勝総合局産業振興部は、宇宙産業の理解促進ボランティアツアーを実施する。インターステラテクノロジズ(IST、本社・大樹)が28日に予定するロケット打ち上げ実験に合わせて計画した。対象は航空宇宙産業に興味を持つ行政、民間企業関係者や理工系高校生で、ツアーを通して将来有望な宇宙産業への理解促進を図る。