大樹町は、町多目的航空公園の滑走路延伸と新設、インターステラテクノロジズ(IST、本社・大樹)の実験場拡張を検討している。施設整備の規模や時期は未定だが、射場誘致や宇宙船発着基地である「宇宙港」の構想実現に向けた拡張を進める考えだ。
道は、知床自然遺産内のルシャ川でサケの自然産卵を促すため、治山ダム3基(各堤長約150m)の切り下げを計画している。2019年1月開催の有識者や関係機関で構成する河川工作物アドバイザー会議で、検討している施工方法や内容、着工時期について提示する予定だ。
帝国データバンクの釧路、帯広、北見3支店は、2017年度道東管内製造業売上高ランキングをまとめた。上位100社の売上高合計は前年度比2.1%増の5147億8100万円。主力魚種の水揚げ不振により水産食品は売り上げを落としたが、機械・設備・農機・船舶といった分野や災害復旧関連などの増加を受けて建設資材等が伸びている。首位の丸玉木材など上位5社は前年度と同じ顔触れ。
厚岸町は、事業化に向け調査を進めていた宮園公園スケートリンク整備が、高額な事業費など町民の理解を得ることが難しいと判断し、事業の見送りを決めた。若狭靖町長は4日に開かれた総合教育会議で「スポーツ振興の観点から、今のスケート場で満足できるものではない」とし、安価に整備できるか検討を進める考えを示した。