札幌開建が計画している南富良野町の仮称・空知川上流幾寅地区河川防災ステーションの概要が明らかになった。敷地面積4万1000m²に水防センター(SRC造、2階、延べ約600m²)1棟を新設するほか、駐車場、作業ヤード、ヘリポート、資材置き場を設ける。国土交通省から整備計画決定を受けた後、用地取得などの着工準備に取り掛かる。工期は2―3カ年となる見込み。
根室振興局農村振興課は、畑地帯営農用水西竹地区の2023年度以降残事業費に7億8231万6000円を試算している。老朽化した営農用水施設の更新を進める事業で、26年度の完了を目指す。管路1万3943mの新設、配水施設2カ所の整備を残す。
岩見沢市は、市立総合病院と北海道中央労災病院を再編統合する新病院建設の基本計画素案をまとめた。病院は延べ4万m²の規模で、病床数は462床。概算事業費に総額344億円を試算する。整備手法は、施工者を早期に確保する観点から、市初めてのECI方式を採用する。基本設計は10月中に公募型プロポーザルを公告し、2023年1月中に優先交渉権者を選定する。25年度の着工、27年度の完成を目指す。開院は当初予定より1年延びて28年春となる予定だ。
空知総合局産業振興部は、深川市で区画整理などを進めている経営体北納内1地区の2023年度以降残事業費に14億8700万円を見込む。残事業量は農業用水路4432m、農業用排水路1556m、区画整理64.4haとなっている。