牛乳・乳製品製造の明治(東京都中央区京橋2丁目2の1、松田克也社長)は、新工場の建設候補地として中標津町計根別159の1を含む農地約12haを取得する見通しだ。売買には農地転用の手続きが必要で、許可が下り次第、契約するとみられる。別海町内にある西春別工場と2020年6月に閉鎖した根室工場を集約する大規模工場になるもようだ。
不動産開発などを手掛ける香港のHKRインターナショナル(香港興業国際集団、ビクター・チャ会長)は、ニセコ町曽我地区に大規模宿泊施設新築を計画している。2022年9月の土地造成着工と24年の完成を目指す。施工業者は今後決める。日本での宿泊施設開発は初めて。
地域経済活性化支援機構(REVIC)は11月24日付で、阿寒摩周国立公園摩周エリアの滞在環境整備や体験コンテンツの支援などを目的に、弟子屈町振興公社へ投資した。同機構が運営に関わる観光遺産産業化ファンドが、国立公園満喫プロジェクトとして環境省、地域、民間企業が連携した国立公園へ投資する案件は初となる。