北海道建設業協会は、道内建設業の労働環境に関するアンケートをまとめた。月当たりの平均残業時間数は、現場で「15時間以上30時間未満」「30時間以上45時間未満」がそれぞれ3割を占める。上限規制で原則上限とする45時間を超えるのは14.6%と、前年度と横ばい。従業員の賃上げについては基本給のみの引き上げが65.2%。これを含め9割以上が何らかの形で引き上げた。
海氷は、波浪を減衰させる効果があることから、海を浮遊する自然の防波堤と言われる。寒地土木研究所は、冬季オホーツク海の波浪に関する海氷の役割を、過去40年間の波浪シミュレーションから解明した。晩秋の波浪が強い年は海氷形成が促進され、冬季波浪の波パワーが抑制されることが分かった。海氷は同海域においても、可変的な防波堤の役割があると示された。
旭川市は、中心市街地活性化基本計画の見直しに合わせて、2017―22年度の取り組み状況フォローアップをまとめた。コロナ禍の外出制限により、中心部の歩行者数、宿泊者延べ人数など主要指標が軒並み低下。中心部の居住人口は微減・横ばいとなっていて、マンション開発により一層の伸びが期待される。