上川管内土木3官庁(旭川開建、旭川建管、上川総合局調整課)の2021年度第3四半期末(4―12月)業者別委託受注実績が本紙集計でまとまった。197者が921件、121億5311万6000円を受注。前年度同期比で業者数は5者、件数は26件増え、総額も1.2%増加した。ドーコンが第1四半期(4―6月)からの首位を維持している。
道経済部は、道発注工事の2021年労災発生状況をまとめた。死亡災害4人、休業災害49人の計53人で、14年以来7年ぶりに50人以上となった。前年比では7人増加している。
北海道開発局で、建設コンサルタント業務の契約方式の多様化、技術力重視が進んでいる。国土交通省がまとめた2016―20年度の工事等契約状況によれば、公募型・簡易公募型以外の指名競争入札の当初契約額のシェアは、20年度が16.8%と16年度の30.1%から13.3ポイント減少している。半面、公募型・簡易公募型が占めるシェアは20年度に30.3%となり、16年度から13ポイント上昇。入札参加者に技術力を問う方式の割合が増加している。