6月29日に旭川高等技術専門学院で開かれた第21回高校生ものづくりコンテスト北海道ブロック大会で、旭川工高建築科2年の菊地夏光さんが木材加工部門の最優秀賞に輝いた。同校生徒が最優秀賞を獲得したのは2003年以来の快挙。菊地さんは11月の全国大会を控えるほか、22年度に予定されている若年者ものづくり競技大会への出場権も得た。
北海道電力は7日、道内に拠点を置く民間企業8社と「北海道水素事業プラットフォーム」を設立したと発表した。水素社会・カーボンニュートラルの実現を目指す企業連携の場として水素事業に取り組みたい道内外の企業を結び付ける。事務局は北電と北海道ガスに置く。
第3倉庫活用ミーティング(座長・駒木定正北海道職業能力開発大学校特別顧問)は5日、迫俊哉小樽市長らに北海製缶小樽工場第3倉庫[MAP↗]保全・活用への考え方の中間報告をした。市民の日常生活空間にありながら観光客を呼び込める拠点とすることや、国の登録有形文化財への登録といった方向性を提示。活用・保全プランをまとめ、9月に市に提案する予定だ。
岡田建具製作所(本社・恵庭)は、道産木材を中心としたドアや収納棚などを製作する造作建具・家具の会社だ。機械化を20年ほど前から段階的に進め、業界では珍しい平均年齢42歳の若い職場環境を築いている。小泉雅博社長は2代目で、外資系保険会社からの転身という異色の存在。ものづくりへの思いは熱く、長年培った技術力と信用力に、開発力や提案力を掛け合わせることで、新たな風を巻き起こそうとしている。