苫小牧港管理組合議会は3日、2022年第1回定例会を開いた。複数の議員が東港区周文埠頭新規岸壁整備の見通しやLNGバンカリングトライアル事業の概要などについて質問。管理組合の担当者が新規岸壁整備は工期5―6年、総事業費70億円以上などの見通しを示した。
帯広建管は、本別浦幌線暁橋架け換えの初弾工を2022年度予算に要望している。橋台と線形改良に伴う道路工のほか、用地買収を見込む。新橋の橋長は37・8m、幅員は車道8・5m、両側歩道2・5m。上部は単径間非合成鋼板桁橋、下部は直接基礎の逆T式橋台とし、現橋の下流側に架け換える。
札幌市は地下水位低下工法による清田区清田中央地区の再度災害防止対策で、追加したその2工事を今月中旬にも一般競争公告する見通しだ。対象は下水道A1等級を想定。また、初弾工は9日の公告を予定する。いずれも成績重視型で、金額区分は2億5000万円以上5億円未満とする。対策工は全3工区を計画し、残る1工区は年度明け早々の入札も視野に入れている。3工区とも2023年3月までの完了を目指す。